障害年金請求が難しい理由

「年金」の中でも請求の難しさは一番!

 障害年金は、老齢年金や遺族年金とおなじ、国が運営する保険制度のひとつです。

 老齢・遺族年金はある状態になれば(年を取って働けなくなった、ご家族が亡くなった等)原則として必ず支給されるのに対し、障害年金の場合は行政による「審査」があります。 

診断書と病歴申立書が大切です

 この審査は請求者の障害の状態が、本当に障害年金を支給するべき状態なのかを審査するもので、主に医師の「診断書」と本人による「申立書」により、書面のみで審査が行われます。 

 しかしながら、医師の診断書が本当に請求者の状態を正確に表しているのかといえば、必ずしもそうではない場合もあるようです。なぜならば、診断書を書く医師は限られた診察の時間の中で得た情報のみで診断書を書かざるを得ず、請求者の日常生活の全てを正確に把握することは事実上不可能だからです。

 例えば、こんな事例がありました。障害年金をご自身で請求し、不支給になってしまった方がいました。診断書を見せていただくと、本人が訴える状態よりも軽い内容で書かれていました。医師に確認すると、「診察に来るときにいつも身なりが整っていたこと、ここ最近太ってきたので食事もきちんと摂れていると思われることからそのような内容になった」とのこと。実際は身なりや食事に関することは妻が準備してくれているのであって、自分ではできていないのですが、そのことが医師には伝わっていなかったのです。診断書は「一人暮らしを想定」して書くものなので、その方の場合は自分では準備ができないのですから、そのことを踏まえて診断書に書いてもらうべきでした。自分の状態を医師にきちんと伝えることも大切です。

 また、本人による申立書も、障害の状態を適切に伝えるためのポイントを外してしまえば、やはり障害年金の受給には至りません。 

障害年金請求に失敗してしまったら・・・

 不支給の決定がされた場合、審査請求、再審査請求という不服申し立てをすることができる制度もあります。しかし、場合によっては年単位の長い時間とエネルギーが必要な上に最初に提出した診断書を修正して出し直すことはできないので、初めての請求で出す診断書が大変重要になってきます。 

 このような審査の存在が障害年金の請求を複雑で難しいものにしているのです。 障害年金の請求を考えておれるのであれば、ぜひ社会保険労務士にご相談ください。

 

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